検証済みの結合モチーフを活用
祖先型scFvライブラリ(Twist Ancestral scFv Library )は、多数の治療用・診断用抗体をデータ解析し、再構築した新しい合成抗体ライブラリです。解析した抗体配列に見られる多様性を取り入れ、ヒト抗体レパートリーを模倣することにより、このライブラリではナイーブライブラリよりも質の高い抗体配列を提供し、あらゆる標的に対してより良い候補抗体を得るために役立ちます。
このユニークなライブラリは、あらゆる適応症を対象とした抗体医薬品の発見と開発に力を発揮します。
検証済みの結合モチーフを活用
祖先型scFvライブラリ(Twist Ancestral scFv Library )は、多数の治療用・診断用抗体をデータ解析し、再構築した新しい合成抗体ライブラリです。解析した抗体配列に見られる多様性を取り入れ、ヒト抗体レパートリーを模倣することにより、このライブラリではナイーブライブラリよりも質の高い抗体配列を提供し、あらゆる標的に対してより良い候補抗体を得るために役立ちます。
このユニークなライブラリは、あらゆる適応症を対象とした抗体医薬品の発見と開発に力を発揮します。
Twist Ancestral scFv Library は、22,426 種の既存のヒト抗体、サル抗体、アルパカ抗体の情報を活用しています。このライブラリは、開発上、潜在的に不都合なモチーフを排除しつつ、最適な配列と鎖長の相補性決定領域(CDR)を選択したもので、その一連の抗体の多様性が生み出されています。重鎖ライブラリは、ヒト IGHV3-23 フレームワーク内の 100 個の CDR1、100 個の CDR2、および 845 個の CDR3 の配列を組み合わせて変化させます。軽鎖ライブラリは、ヒト IGKVK1-39 フレームワーク内の 80 個の CDR1、80 個の CDR2、400 個の CDR3 の配列を多様に組み合わせて構築しています。重鎖と軽鎖のライブラリを組み合わせると、多様性が 1 x 109 の完全ヒト scFv ライブラリが得られます。
Twist Ancestral scFv Library は、22,426 種の既存のヒト抗体、サル抗体、アルパカ抗体の情報を活用しています。このライブラリは、開発上、潜在的に不都合なモチーフを排除しつつ、最適な配列と鎖長の相補性決定領域(CDR)を選択したもので、その一連の抗体の多様性が生み出されています。重鎖ライブラリは、ヒト IGHV3-23 フレームワーク内の 100 個の CDR1、100 個の CDR2、および 845 個の CDR3 の配列を組み合わせて変化させます。軽鎖ライブラリは、ヒト IGKVK1-39 フレームワーク内の 80 個の CDR1、80 個の CDR2、400 個の CDR3 の配列を多様に組み合わせて構築しています。重鎖と軽鎖のライブラリを組み合わせると、多様性が 1 x 109 の完全ヒト scFv ライブラリが得られます。
10 ~ 12 週間でパニングから機能アッセイまで実施できます。このプロセスは、標的抗原に対する多様な Twist Ancestral scFv Library のファージスクリーニングから始まり、候補抗体断片を完全長 IgG に再構成して終了します。
Ancestral scFv Library のライセンスを取得して、お客様自身で社内開発プロジェクトを開始することも可能です。詳細につきましては、{{[email protected]}} までお問い合わせください。
10 ~ 12 週間でパニングから機能アッセイまで実施できます。このプロセスは、標的抗原に対する多様な Twist Ancestral scFv Library のファージスクリーニングから始まり、候補抗体断片を完全長 IgG に再構成して終了します。
Ancestral scFv Library のライセンスを取得して、お客様自身で社内開発プロジェクトを開始することも可能です。詳細につきましては、{{[email protected]}} までお問い合わせください。
概念実証(Proof of Concept)データ
Twist Ancestral scFv Library を利用して、SARS-CoV-2 スパイクタンパク質 S1 に対するパニングを問題なく実施できました。多様な結合親和性を示す多数のユニーククローンが同定されました。
表面プラズモン共鳴を用いて、直接結合した抗 S1 抗体の結合キネティクスを観察することで、S1 および S 三量体に対して高い結合親和性を有する TB212-12 および TB212-56 などの抗体が同定されています。
フロー滴定により、TB212-12 および TB212-56 が ACE2 発現 VERO E6 細胞への S1 の結合を阻害することが示されています。
概念実証(Proof of Concept)データ
Twist Ancestral scFv Library を利用して、SARS-CoV-2 スパイクタンパク質 S1 に対するパニングを問題なく実施できました。多様な結合親和性を示す多数のユニーククローンが同定されました。
表面プラズモン共鳴を用いて、直接結合した抗 S1 抗体の結合キネティクスを観察することで、S1 および S 三量体に対して高い結合親和性を有する TB212-12 および TB212-56 などの抗体が同定されています。
フロー滴定により、TB212-12 および TB212-56 が ACE2 発現 VERO E6 細胞への S1 の結合を阻害することが示されています。