概要 仕様 プロセス 概念実証(Proof of Concept) 資料
概要

検証済みの結合モチーフを活用

祖先型scFvライブラリ(Twist Ancestral scFv Library )は、多数の治療用・診断用抗体をデータ解析し、再構築した新しい合成抗体ライブラリです。解析した抗体配列に見られる多様性を取り入れ、ヒト抗体レパートリーを模倣することにより、このライブラリではナイーブライブラリよりも質の高い抗体配列を提供し、あらゆる標的に対してより良い候補抗体を得るために役立ちます。

このユニークなライブラリは、あらゆる適応症を対象とした抗体医薬品の発見と開発に力を発揮します。

どんな標的に対しても確実に scFv 抗体を生成
どんな標的に対しても確実に scFv 抗体を生成
製造要件を満たし、製造しやすさの実証されたフレームワーク
完全ヒト抗体配列
1 x 10^9の多様性
検証された抗体の結合モチーフを利用
検証された抗体の結合モチーフを利用
抗原結合部位は、既存の 22,426 種類の抗体から抽出した情報を活用
優れた結合親和性と特異性
合成ライブラリの利点
合成ライブラリの利点
免疫不要のためパニングから機能評価まで 10 ~ 12 週間
有効な配列空間にフォーカス
複数の標的を同時にスクリーニング可能

検証済みの結合モチーフを活用

祖先型scFvライブラリ(Twist Ancestral scFv Library )は、多数の治療用・診断用抗体をデータ解析し、再構築した新しい合成抗体ライブラリです。解析した抗体配列に見られる多様性を取り入れ、ヒト抗体レパートリーを模倣することにより、このライブラリではナイーブライブラリよりも質の高い抗体配列を提供し、あらゆる標的に対してより良い候補抗体を得るために役立ちます。

このユニークなライブラリは、あらゆる適応症を対象とした抗体医薬品の発見と開発に力を発揮します。

どんな標的に対しても確実に scFv 抗体を生成
どんな標的に対しても確実に scFv 抗体を生成
製造要件を満たし、製造しやすさの実証されたフレームワーク
完全ヒト抗体配列
1 x 10^9の多様性
検証された抗体の結合モチーフを利用
検証された抗体の結合モチーフを利用
抗原結合部位は、既存の 22,426 種類の抗体から抽出した情報を活用
優れた結合親和性と特異性
合成ライブラリの利点
合成ライブラリの利点
免疫不要のためパニングから機能評価まで 10 ~ 12 週間
有効な配列空間にフォーカス
複数の標的を同時にスクリーニング可能
仕様
ライブラリの仕様

Twist Ancestral scFv Library は、22,426 種の既存のヒト抗体、サル抗体、アルパカ抗体の情報を活用しています。このライブラリは、開発上、潜在的に不都合なモチーフを排除しつつ、最適な配列と鎖長の相補性決定領域(CDR)を選択したもので、その一連の抗体の多様性が生み出されています。重鎖ライブラリは、ヒト IGHV3-23 フレームワーク内の 100 個の CDR1、100 個の CDR2、および 845 個の CDR3 の配列を組み合わせて変化させます。軽鎖ライブラリは、ヒト IGKVK1-39 フレームワーク内の 80 個の CDR1、80 個の CDR2、400 個の CDR3 の配列を多様に組み合わせて構築しています。重鎖と軽鎖のライブラリを組み合わせると、多様性が 1 x 109 の完全ヒト scFv ライブラリが得られます。

重鎖&軽鎖画像
ライブラリの仕様

Twist Ancestral scFv Library は、22,426 種の既存のヒト抗体、サル抗体、アルパカ抗体の情報を活用しています。このライブラリは、開発上、潜在的に不都合なモチーフを排除しつつ、最適な配列と鎖長の相補性決定領域(CDR)を選択したもので、その一連の抗体の多様性が生み出されています。重鎖ライブラリは、ヒト IGHV3-23 フレームワーク内の 100 個の CDR1、100 個の CDR2、および 845 個の CDR3 の配列を組み合わせて変化させます。軽鎖ライブラリは、ヒト IGKVK1-39 フレームワーク内の 80 個の CDR1、80 個の CDR2、400 個の CDR3 の配列を多様に組み合わせて構築しています。重鎖と軽鎖のライブラリを組み合わせると、多様性が 1 x 109 の完全ヒト scFv ライブラリが得られます。

重鎖&軽鎖画像
プロセス
ライブラリのパニングとスクリーニングのプロセス

10 ~ 12 週間でパニングから機能アッセイまで実施できます。このプロセスは、標的抗原に対する多様な Twist Ancestral scFv Library のファージスクリーニングから始まり、候補抗体断片を完全長 IgG に再構成して終了します。

Ancestral scFv Library のライセンスを取得して、お客様自身で社内開発プロジェクトを開始することも可能です。詳細につきましては、{{[email protected]}} までお問い合わせください。

ライブラリの計画とスクリーニング
ライブラリのパニングとスクリーニングのプロセス

10 ~ 12 週間でパニングから機能アッセイまで実施できます。このプロセスは、標的抗原に対する多様な Twist Ancestral scFv Library のファージスクリーニングから始まり、候補抗体断片を完全長 IgG に再構成して終了します。

Ancestral scFv Library のライセンスを取得して、お客様自身で社内開発プロジェクトを開始することも可能です。詳細につきましては、{{[email protected]}} までお問い合わせください。

ライブラリの計画とスクリーニング
概念実証(Proof of Concept)

概念実証(Proof of Concept)データ

Twist Ancestral scFv Library を利用して、SARS-CoV-2 スパイクタンパク質 S1 に対するパニングを問題なく実施できました。多様な結合親和性を示す多数のユニーククローンが同定されました。

高結合親和性抗 S1 抗体の同定

表面プラズモン共鳴を用いて、直接結合した抗 S1 抗体の結合キネティクスを観察することで、S1 および S 三量体に対して高い結合親和性を有する TB212-12 および TB212-56 などの抗体が同定されています。

高結合親和性抗 S1 抗体の同定
VERO E6 細胞に対する強力な結合阻害(FACS 解析)

フロー滴定により、TB212-12 および TB212-56 が ACE2 発現 VERO E6 細胞への S1 の結合を阻害することが示されています。

VERO E6 細胞に対する強力な結合阻害(FACS 解析)

概念実証(Proof of Concept)データ

Twist Ancestral scFv Library を利用して、SARS-CoV-2 スパイクタンパク質 S1 に対するパニングを問題なく実施できました。多様な結合親和性を示す多数のユニーククローンが同定されました。

高結合親和性抗 S1 抗体の同定

表面プラズモン共鳴を用いて、直接結合した抗 S1 抗体の結合キネティクスを観察することで、S1 および S 三量体に対して高い結合親和性を有する TB212-12 および TB212-56 などの抗体が同定されています。

高結合親和性抗 S1 抗体の同定
VERO E6 細胞に対する強力な結合阻害(FACS 解析)

フロー滴定により、TB212-12 および TB212-56 が ACE2 発現 VERO E6 細胞への S1 の結合を阻害することが示されています。

VERO E6 細胞に対する強力な結合阻害(FACS 解析)
資料
実績のある抗体開発を基盤に構築
実績のある抗体開発を基盤に構築
実績のある抗体開発を基盤に構築
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